過去の入選作品 award

第20回 育友会奨励賞表彰者

経済学部国際経済学科3年 麻生萌泉

専大ベンチャービジネスコンテストで広がる社会知性

大学1年次に専大ベンチャービジネスコンテストで優勝し、その後、起業やビジネスへの理解を深めてきました。私にとって起業は目的ではなく手段です。将来の夢は明確になりましたので、夢の実現につながるよう、いただいた賞金を使わせていただきます。

講評

麻生さんの成長の礎は、たゆまぬ努力とまずやってみるという姿勢にあると思います。ビジネスにおいて、特にユーザー視点を重視され、そこに様々な視点を融合し、素晴らしい成果を上げられるだろうことを実感しています。これからも大いに視野を広げて、目的遂行のための手段をたくさん持ち、その時々に必要な手段を使って大いに活躍してください。

法学部法律学科3年 三澤日向子

氷上で最高の演技を目指して

休部状態だったフィギュアスケート部に入部し、部の再建と学業の両立を頑張っています。インカレ、国体などに出場し、常にベストの状態で試合に挑むことの難しさを痛感しています。入学からの活動を振り返り、さらなる向上を目指します。

講評

かつての名門フィギュアスケート部を再スタートさせるとともに、ご自身の技術を磨くことを目指す道のりには苦労も多かったことでしょう。試合中のアクシデントやカナダ留学は、演技を磨きメンタル面を成長させただけでなく、ご自身を見つめ直し、支えてきてくれたご両親の存在を再認識させてくれる大切な経験となりました。さらなる活躍を期待しています。

法学部法律学科2年 二見涼介

日本一周を終えて 〜 43日間の挑戦〜

夏に友人と自転車での日本一周に挑戦しました。不安もありましたが、いざ始まってみると、旅の途中でいろんな人との出会い、この旅でしか学べないものが多くありました。景色を楽しむだけでなく、何事にも挑戦する姿勢を学べました。

講評

自転車で日本一周。この大きな挑戦を最後までやり遂げました。精神的に辛い状況になった時には自身の問題と真剣に向き合い、責任の意味を問い、それを乗り越えて旅を続けられました。この経験で肉体的にも精神的にもさらに強くなられたと思います。美しい景色、多くの人との素晴らしい出会いは一生の宝物になるでしょう。挑戦の気持ちを持ち続けてください。

経営学部経営学科4年 松島圭祐

体育会ゴルフ部でありながら今年(2019年)2月に会社設立を果たした軌跡と未来創造

中学からゴルフへの愛とベンチャースピリットを持ち、大学でそれを伸ばし、起業に至りました。ここまで来れたのはゴルフというスポーツに出会ったこと、 そして様々な方の支えがあったからこそです。今後はゴルフを通して人々を幸せにしていきたいと思います。

講評

「強いプロゴルファー」を目指し、中学3年から将来を見据えたことにまず感心します。専修大学へ入学し、ゴルフ部で技術を磨き、学業で経営学を学んでいく中で、自らが作ったプランを実現させるために人との出会いを活かしていく。そして会社設立にまで至ったことに驚かされます。その力強い信念と行動力でさらなる活躍を期待します。

経営学部経営学科2年 井澤 峻

東南アジアと私

高校時代、カンボジアでのある少年との出会いが私を大きく変えました。その後、東南アジアと関わるために行動を起こし、素敵な出会いや経験に繋がりました。スポーツビジネスにも着目し、カンボジアをバックグラウンドに実践的に学び、行動しました。

講評

東南アジアに持っていた偏見。そんな自分を否定せず、実際にその地へ行くことで気づき、学び、成長していく様子にとても好感を持てました。開発途上国の問題に向き合い、何ができるのか、考えるだけでなく行動に移す姿に敬意を表します。人との出会いを大切にする気持ちと問題意識を持つ姿勢を今後も大切に、学び、挑戦し続けてください。

文学部日本語学科4年 池原美穂

「チーム作り講座」におけるキャリア教育実践 〜学生ボランティアが繋ぐナナメの関係〜

専修大学附属高等学校で開講されている「チーム作り講座」の学生運営メンバーとして活動してきました。ともに濃い時間を過ごしてきた生徒たちを誇りに思います。大学院に進学してさらにこの活動を研究していきたいと思います。

講評

「場を創り、場に価値を」をコンセプトに、ご自身の母校である専修大学附属高校での選択授業「チーム作り講座」の学生運営メンバーとして活動されました。テーマ設定の難しさや、生徒に当事者意識を持たせることに苦労しながらコンテストで賞を受賞。その活動を通し、教員になるという自身の夢を再確認されました。夢に向かって頑張ってください。

経営学部経営学科2年 石川雄也

昨年度育友会奨励賞からの続編+1年間の活動 〜好奇心を行動へ〜

昨年度は西日本豪雨被災地の復興活動に対して育友会奨励賞いただきました。今年度は、その後の復興活動やカンボジアでの活動などについて書かせていただきました。やりたいことを実現できたのは周りの人の支えがあったからと感謝しています。

講評

「人の役に立ちたい」という気持ちがあっても行動に移せない人はたくさんいますが、自分の時間をフルに活用してのボランティア活動、イベントの企画などを行った石川さんの行動力には驚かされます。同時に活動を通して学びや成長が感じられ、そのことに大変感動しました。これからも石川さんの活躍に期待しています。

文学部日本語学科3年 徳永帆南

スポーツチャンバラに出会って

スポーツチャンバラに出会い鳳剣会に入会しました。生田キャンパス初の女子メンバーとして、自分に何ができるのかを模索しながら競技に取り組みました。全日本選手権大会優勝・世界選手権大会準優勝に至るまでの成長を書きました。

講評

大会への参加や練習を通じ、屈辱・発見・反省・改善・達成といった様々な経験をしています。そのストーリーや気持ちの機微が解りやすく書かれており、とても説得力・納得感のある文章となっていました。今後も是非その前向きな気持ちを維持して、サークル活動を楽しんでいただきたいと思います。

ネットワーク情報学部 ネットワーク情報学科2年 笹村朱里

地元の観光大使を通じて

地元、藤沢の観光大使としてイベントに参加したり、他県を訪問して PRしたりしています。新聞社訪問やラジオ出演など、貴重な経験も得ました。「地域の方に寄り添うことができる人」という目標に向かい頑張りたいと思います。

講評

夢へのステップとして、観光大使にチャレンジされたその積極性にまずエールを送りたいと思います。観光大使としての自分に何が求められているのか、効果的に地元をアピールするにはどうしたらいいかなど、一歩先を考え、行動されたことに感心しました。将来の仕事にもきっと役立つものと思います。

[団体応募] 神原ゼミナール「籐工芸」 代表 商学部マーケティング学科4年 井関麻祐

失敗を挑戦に変える ― 伝統工芸品の魅力を後世へ 私たちの挑戦 ―

ゼミで伝統工芸品の復興に向けて若者をターゲットにした商品開発を行いました。「東京籐工芸」に焦点を当て、籐を用いて和装にも似合うピアスを開発し、新宿髙島屋での「東京都伝統工芸品展」で実際に販売もしました。 NHKの番組でも取り上げられました。

講評

日本の産業を後世に残すことを目的に伝統工芸品である籐工芸について、2年間にわたって商品開発と販売に携わりました。入念なリサーチや籐の特性を徹底的に調べるなどし、ピアス作りに加え、百貨店やSNSを活用した自主販売を行いました。3名のメンバーは類稀なアイデアと卓越した行動力で商品開発と販売を成し遂げました。今後も大いに活躍してください。
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