過去の入選作品 award

第12回 育友会奨励賞表彰者

経済学部 狩野歩夢

ルワンダへ行った動機と専修大学でできること

ルワンダの若者は、本気で国のことを考えていました。この活動は、自分も自国について考える機会になりました。

講評

発展途上国であるアフリカのルワンダに関心を持ち、現地で生じている貧困や不公正の問題に向き合い、それらが生じている理由や、それを克服するためにはどのようにしたら良いか、その解決方法を深く考え、帰国後も、世界に向けた貧困や不公正の問題解決を指向した団体を立ち上げ、かつその活動を継続している、という姿を評価しました。

経済学部 多田有沙

NPOでの活動を通じて得たもの

私が学外でのボランティア活動を頑張れたのも、いつでも帰って来られる専修大学という場所があったからです。感謝しています。

講評

ボランティア活動として、カンボジアの小学校、幼稚園を訪れ、折り紙を教えたりするなど文化的な国際交流を行いました。また、この経験をもとに、日本の高校生へのキャリア教育プログラムを提供する団体に所属し、学生ボランティアスタッフのマネジメントを行うなどの行動を評価しました。

経済学部永江ゼミナール 代表者 経済学部 有田淳

渋沢杯経済史・経営史 ディベートリーグ初優勝までの道のり

ディベートはチームプレーです。専修大学はチーム ワークが一番良かった。それを誇りに思っています。

講評

ある問題に対し様々な角度から命題をぶつけあうディベートは社会での具体的な思考方法の訓練として大変有意義といえます。特にあらかじめレジュメを交換したうえでのチーム戦となるディベートでは、単なる個人の知識、技術のみならず、メンバーとの協力、全員一丸となってのディベート力が要求されます。そのような渋沢杯ディベートにおいて、参加8年目にして優勝された快挙を評価しました。

経済学部 崔哲洵(チェ チョルスン)

東日本大震災があって 石巻ボランティア活動と被災者支援のゼミ活動

東日本大震災があり、居ても立ってもいられず被災地に向かいました。それも専修大学の先生方から教えていただいた思いやりの心のお陰だと思っています。

講評

専修大学に入学された後、新聞奨学生の折に交通事故に遭って帰国し、イギリス留学を経て、再び専修大学に戻られました。今回の震災にあたっては多くの外国人が日本から帰国する中、地震直後から率先して寒さ厳しい石巻に赴いて、熱いハートをもって日本のために尽力されました。また、川崎市の登戸東通り商店街のバザールでの本場チヂミの売り上げを、震災への義援金として寄付しました。そのことは東京新聞に掲載され、専修大学のPRにも貢献したことを評価しました。

商学部 上條剛史

公認会計士試験と就職活動

財務分析やM & A を将来やりたいと思い、公認会計士を目指しました。卒業後は証券会社で頑張っていきます。

講評

専修大学入学後、エクステンションセンターの会計士講座の講師の影響で一念発起して最難関である公認会計士試験に挑み、見事合格されました。その一方で一般企業の就職活動もこなし内定を獲得する、という正に二足のわらじを見事やり遂げられました。1日10 ~ 14 時間勉強した日々の努力を評価し、今後の活躍を期待します。

商学部 桜井博一

公認会計士試験、合格。

大学生活を振り返ると、勉強地獄でした。それでも試験勉強をやめなかったのは、周りの人の支えがあったからです。合格したときの喜びは格別でした。

講評

公認会計士資格取得を目指し専修大学に入学。学内での選抜試験に合格して奨励生となり、大学と専門学校の双方のカリキュラムを着実にこなしました。2年次には大学対抗簿記全国大会で仲間3人と全国優勝を果たす等、専修大学の名声を高め、そして最後には公認会計士試験に合格。その初志貫徹といえる努力を評価し、今後の活躍を期待します。

法学部 平澤輔

私のボランティア体験 -石巻復興支援、カンボジア・トンレサップ村 子供教育支援活動を通して-

カンボジアの貧しい子どもへの教育支援をしました。今回の賞金を利用して、再びカンボジアを訪れたいと思います。

講評

夏休みの間に、東日本大震災の被害を受けた石巻市での瓦礫撤去のボランティア活動を行い、さらにカンボジアでのボランティア活動を行うなど、抜群の行動力を発揮しました。石巻での多様な人々との触れあいでは共同体の意義を悟り、その思いを胸にカンボジアで現地の子らに日本語の授業を行い、国際交流にも貢献したことを評価しました。

文学部 原耕大

裏方として ~日本学生卓球連盟幹事長を経験して学んだこと~

裏方の経験から、周りの人へ感謝の気持ちを持つ ことができました。これからも卓球の振興に貢献していきたいです。

講評

もともとは卓球プレイヤーを志していましたが、大会を運営する側の卓球連盟に携わることになり、関東学生卓球連盟での努力、功績が認められて日本学生卓球連盟幹事長に抜擢され、学生卓球の振興、ひいては日本の卓球界の発展に貢献したことを評価しました。

商学部 田中麻友

ヒーロー

オオトリレンジャーとして、目標にしていた鳳祭にも出られました。専大のマスコットになれるよう、これからも頑張ります。

講評

短期間の間にアクションクラブサークルの立ち上げを成し遂げ、その成果に至るまでの調整力、実行力を評価しました。学外公演を通じ、幼稚園や学童等、多くの子どもを喜ばせており、正に新たなヒーローの誕生です。子どもたちに未来への希望の光を与え続ける今後の活動も期待します。

ネットワーク情報学部 齊藤舞

ニュージーランドでの動物ボランティア ~人との出会い・行動することから生まれたもの~

日本はまだ動物との関わり方が未成熟な面があると思います。今後は、ニュージーランドで学んだことを、国内でも広めていきたいです。

講評

動物への愛着を動機としてニュージーランドにおいての動物ボランティアに携わり、虐待を受けた動物の保護や飼主のいない動物の世話をしました。その一方で、深刻な病気のある動物は安楽死させなければならない、という厳しい現実にも向き合いました。時には苦渋の選択をも強いられる経験を通して、動物愛護活動の実務を学んだ行動を評価しました。
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