会長挨拶 greetings

伝統と創造


令和5年度育友会長
小海 祐資

新育友会長 就任挨拶
子どもが繋いでくれたご縁とともに

ご父母・保護者の皆様におかれましては、日頃より育友会活動にご理解・ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。この度、令和5年度育友会長に就任いたしました小海祐資でございます。育友会は、大学へ通う我が子の様子を窺い知ることが叶わず、日々不安を覚えておられたご父母・保護者の声をきっかけとして、昭和33年(1958年)にご父母・保護者の会として発足いたしました。爾来、長い歳月を積み重ねてきた伝統ある組織の会長という重責に改めて身の引き締まる思いでありますが、精一杯その職責を果たす所存でございます。

育友会は、「ご父母・保護者には安心を、学生には自信を」をキャッチフレーズに掲げて活動しております。このキャッチフレーズは、育友会活動を推進するうえでの大切な基本方針でございます。この基本指針に基づく育友会の役割とは、大学の状況や学生の様子などをご父母・保護者にお伝えすること、そして学生が大学で心置きなく学生生活に励めるように支援すること、大きくはこの二点にあるものと存じます。

具体的な活動内容をご紹介申し上げますと、定期総会(年1回)、幹事会(年4回)、常任役員会(年10回)、全国支部長会(年2回)等の会議では、育友会活動全般における運営方針を審議・決議し、円滑な運営に努めております。

また、在学生の創造的な取り組みに対する行動や成果を表彰する「育友会奨励賞」の選考委員会、大学の現況や学生の生活状況、育友会活動等のご案内をご父母・保護者の皆様へお届けする「会報『育友』編集委員会」、専修大学生のスポーツ活動を応援する「スポーツ応援推進委員会」、毎年秋に生田キャンパスで開催される「鳳祭」における来場者の憩いの場としてもご好評の「お休み処・育友」の企画・運営に係る委員会などの活動を通じて、“専修大学のサポーター”として大学の発展と学生育成を支援するとともに、育友会員であるご父母・保護者の皆様が相互に親睦を深めるための活動を行っております。

そして、育友会最大の事業が「支部懇談会」でございます。この「支部懇談会」は、大学教職員の方々が全国の各支部へ赴き、学業・学生生活・就職・大学の取り組みや近況などについて、ご父母・保護者の皆様へ直接お伝えする貴重な機会となっております。今年度の支部懇談会は、全国67支部・62会場での開催を予定しております。ご父母・保護者の皆様には、この機会に是非とも会場へお越しくださり、育友会員相互の親睦を深める場として、また、日頃抱えておられる不安や悩みなどを相談する場としてご活用いただければ幸いに存じます。

時代の変遷に伴い、育友会は時代の声に応える形で活動の幅を広げてまいりました。しかし、ご父母・保護者の皆様と大学、そして学生を繋ぐとともに、会員相互の親睦を深めるという育友会の使命に変わりはございません。我が子が専修大学の門を叩いてくれたことで知り合えた皆様とのご縁を感じながら、育友会活動を通じてご子女の母校である専修大学をご父母・保護者の皆様にも我が母校と思っていただけるように努めてまいる所存でございます。この一年、皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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