伝統と創造

令和4年度育友会長
吉村 信子
ご父母・保護者の皆様におかれましては、日頃より育友会活動にご理解・ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。この度、令和4年度育友会会長に就任いたしました吉村信子と申します。育友会は昭和33年に設立され、今年で64年目という歴史あるご父母・保護者の会です。その歴史ある育友会の会長という大役を全うできますよう、精進してまいりたいと思います。
育友会は、大学とご父母・保護者の皆様との架け橋となり、大学の発展と学生育成、会員相互の親睦を深めることを目的に様々な活動を行っております。年1回の定期総会、年4回行われる幹事会、年10回開かれる常任役員会等の会議により、運営方針の審議及び決定を行います。また、「育友会奨励賞選考委員会」「会報『育友』編集委員会」「スポーツ応援推進委員会」「『お休み処・育友』委員会〈鳳祭参加企画 〉」「育友会活動推進委員会」の各委員会を通し、活動の充実を図っております。また毎年行われています、神田キャンパス及び生田キャンパス見学会や就職懇談会等を開催しております。加えて、年2回皆様のお手元に届く「修学状況通知書(成績)の作成等助成費」、コロナ禍での感染対策として「学食・教室用飛沫防止パーティション」「学食・教室用サーキュレーター及び空気清浄機」「図書館ハイチェア」等の寄贈、学生への食料支援をはじめとする様々な大学への助成も活動の1つです。
育友会最大のイベントとして「育友会支部懇談会」があります。67支部60会場へ大学の教職員の方々に出向いていただき、大学や学生の「今」をお伝えいただくことに加え、ご父母・保護者の方々と個別で面談を行っていただいております。さらに同じ地域のご父母・保護者の方々が一堂に会し、相互の親睦を深めるチャンスでもあるこの支部懇談会は、実施できていたコロナ禍前には、たいへん好評をいただいていた専修大学ならではのご父母・保護者向けのイベントです。
しかし、コロナ禍により一昨年は中止を余儀なくされ、昨年は3支部のみの開催となりました。このように2年連続して通常の形での支部懇談会は開催できておりません。これはコロナ禍において、感染防止・安心安全を最優先した苦渋の決断ではありましたが、支部役員や心待ちにしてくださった会員の皆様には申し訳なく、本部役員一同、残念な気持ちでいっぱいでした。
今年度は育友会の歴史を継承しつつ、コロナ禍であることを念頭に置き、感染防止を実施した新しい形へと変化しながら、今できることを1つでも多く進めていこうという思いで、支部懇談会を開催いたします。
「ご父母・保護者には安心を、学生には自信を」という育友会のキャッチフレーズを基に、ご父母・保護者の皆様が参加しやすい育友会を目指して、今できる活動の充実をはかっていきたいと思っております。1年間精一杯務めさせていただきます。皆様のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。