第26回 育友会奨励賞表彰者
[団体応募]
専修大学体育会空手部
主将 経営学部経営学科4年 仲村謙吾
専修大学空手部はコロナ禍による危機をどのように乗り越えたか~先輩ゼロからの部活動再生への挑戦~
コロナ禍で、廃部まで首の皮一枚という危機に瀕した体育会空手部。そこに入部した当時1年だった私たち3人が、その後、どのように部員を増やして空手部を再興させたか。当時の苦労はもちろん、専大関係者や他大学の方々との関係を通じて感じたことや経験したことを作品に記しました。
講評
コロナ禍で存続の危機に瀕していた空手部。2年生で最高学年の重責を担うこととなった3 名が、新人獲得や部の伝統継承に奮闘し再生を果たした様子がひしひしと伝わりました。筆者達は今後OB として空手部に関わるとのこと。側面からの支援になりますが、部活動再生に費やした情熱をこれからも発揮してほしいと思います。しらたまサークル
副代表 法学部法律学科2年 新井俊介
専修大学生に主体性を ~しらたま 2年目の歩み~
しらたまサークルは「専大生が大学を上手く活用し、主体性のある学生を増やす」という目標を掲げています。Instagram での情報発信やサークル紹介アカウントの開設、鳳祭でのインタビューなどを実施。昨年度も育友会奨励賞を受賞しましたが、2年連続の応募に値する成長ができたという自負から、今年度も応募いたしました。
講評
「専修大といえばしらたま」という言葉への覚悟に強く心を動かされました。大学活性化への熱意と、数字に裏打ちされた成果は見事 です。苦労や失敗を糧に組織として成熟していく過程は、勇気を与えてくれました。メンバーの個性を活かし、大学公認化という次のステージを実現することを心より願います。経営学部 岩田弘尚ゼミナール
代表 経営学部経営学科4年 松本潤佳
産学連携による統合報告書導入プロジェクト~学生×幼稚園で挑む地方創生~
百草台幼稚園との産学連携で、統合報告書の作成・活用プロジェクトを行いました。 理念策定や価値創造プロセス、マテリアリティを検討し統合報告書に記載することで、園の信頼向上や組織変革を図りました。アカウンティングコンペティション2024 で優秀賞受賞。経営学の実践によって、将来に活かせる社会知性を身に付けました。
講評
統合報告書という、新しい分野の研究と実践に向き合った2年間、お疲れ様でした。組織の財務情報だけではなく理念を明確化し、外部に開示するレベルの報告書を仕上げることは容易ではなかったと思います。多くの学びがあり、そして全国規模のコンペティションでの優秀賞受賞は、皆さんの大きな財産となったことでしょう。専修大学写真研究会
代表 商学部 マーケティング学科3年 松澤皇輝
僕たちの手で、サークルを再生させる~写真研究会 神田拠点の復活とコミュニティ再生の軌跡~
「より楽しく交流を深められる機会に」という一貫した想いで、写真研究会が抱える課題に取り組みました。第一に、神田における活動拠点の再興を進め、部室の暗室を再び利用できる環境に整備。第二に、途絶えていた神田での勧誘活動を復活し、神田部員の増加を達成。第三に、最大の問題だった参加率の低下という組織的課題を解決しました。
講評
神田での活動が再興したことは、前を向いて頑張った日々の証です。幾度となく大きな壁と対峙しながらも、その度に向き合い乗り越えた軌跡は、サークルの未来を想ってのものであることが伝わり、その向上心は称賛に値します。また、課題を対処する際に、ひとつひとつを丁寧に分析している点も印象的です。文学部植村八潮ゼミナール
代表 文学部 ジャーナリズム学科4年 石原楓
ゼミ雑誌『re@lize vol.3』
雑誌制作を通しての体系的な学び。その過程の苦労や喜びの経験から私たちがどのように成長できたのか、そして「MIE」学習の意義について考えました。雑誌を作るだけでなく、その後の広報や運用についても今なお努力しています。1 年以上をかけて進めてきたプロジェクトです。
講評
少人数で雑誌制作に努力する姿によい印象を抱きました。取材相手に叱られたくだりなどは、社会人として現実味がありヒヤリとしまし た。東京文化資源会議という団体は本作品で知りましたが、探求型学習の参考図書として教育機関に採用された点は社会的意義が高いと思います。今後のご活躍を期待しています。[個人応募]
商学部マーケティング学科4年 赤川凌
未来探しの日本一周~15500kmで見えた地域と自分の姿~
「 地域に関わる仕事がしたい」という目標の解像度を高めるため、1年間休学してバイクで日本一周しました。一次産業や伝統工芸に関わるというテーマのもと、15,500km の道のりで多くの人に出会い、産業の現状を知り、自分なりの「地域貢献の形」を見つけられました。卒業後は、ふるさと納税の視点から地域の力になることを目指します。
講評
これぞ学生! かけがえない時間を過ごしたのだと感じ、羨ましくなりました。ただ日本一周するのではなく、その土地土地の伝統工芸や、一次産業、ボランティアに参加し、自分のやりたい道を切り開いたこと、素晴らしい行動力に感服します。「何歳からでも何者でも目指せる」という言葉も心に響きました。この経験を糧に今後の活躍を期待しています。経済学部現代経済学科3年 上村律心
努力と成長の軌跡幼少期からレスリングに挑戦し、厳しい練習や大会を通じて粘り強さや努力の重要性を学びました。大学では学業と競技を両立させながら、後輩への技術指導や地元高知での強化活動にも参加し、挑戦する姿勢や成長の大切さを行動で示しました。教職課程を履修し、授業数が多い中でも時間管理を徹底し、文武両道を実現しています。
講評
レスリング部の佐藤満教授の教え「失敗しても挑戦することが大切」を胸に、全日本学生選抜選手権で準優勝、海外試合で3位という 成果を収めました。それだけでなく、後輩の指導や高知での強化活動にも参加されていることが素晴らしいと感じました。教職課程も履修し文武両道されています。更なるご活躍を祈念します。経済学部国際経済学科4年 本川温瑛
現役大学生プロ格闘家のはじまりの1年~総合格闘技団体PANCRASE|パンクラスでプロデビュー~
大学入学を機に総合格闘技のプロを目指し、練習を重ねてきました。総合格闘技とは、パンチや蹴りなどの打撃、タックルなどで相手と組んでの関節技や絞め技が有効な格闘技です。3年次にアマチュアパンクラスSクラストーナメントで優勝し、プロ昇格しました。プロデビューし、現在3 戦3 勝の戦績です。
講評
現役大学生でのプロデビューと無敗の快進撃、誠におめでとうございます。減量の壮絶さや集客の苦労など、華やかな舞台裏にある厳し い現実と、それを乗り越える「プロの責任感」に胸を打たれました。格闘技と仕事の両立というデュアルキャリアへの挑戦、そして11 月9 日新人王獲得を心よりお祝い申し上げます。経済学部国際経済学科4年 増井陸斗
出会いと挑戦の軌跡 ~専修大学で育んだ国際協力への道~入門ゼミで国際協力に関心を抱き、狐崎ゼミで開発経済学を学びました。カルガリー大学での短期留学では語学力を鍛え、メキシコのGO 訪問を通じて現場と学問を往復する重要性を実感し、トロントでのワーキングホリデーで困難を機会に変える力を磨きました。挑戦を通じて「途上国のインフラ開発に携わる」という目標を確立しました。
講評
大学は自分の行動次第で大きな成長の場になる。頭で分かっていても、なかなか行動に移すことが難しいものですが、1年次からきちんと計画を立て、己と向き合い、上を目指す姿勢に頭が下がりました。数々の困難にもめげず立ち向かい、克服していく行動力は素晴らしいです。経済学部国際経済学科4年 亀山颯太
将来の可能性を広げるための挑戦~資格取得と2度の留学で英語力向上へ~興味があることには、経験や知識にかかわらず挑戦してきました。宅地建物取引士資格試験は週2回の学内講座と計画的な学習の継続で、1年次に合格することができました。また海外でも活躍できる人材を目指し、2度の留学にも挑戦しました。現地では英語力がビジネスで使えるレベルに達するために、主体的に学び続けました。
講評
社会人経験を経て専修大学に入学し、宅地建物取引士試験の合格や2・3年次の海外留学など、常に挑戦し続けてきた姿勢が印象的でした。文系でありながら技術系総合職を志望し内定を得た点も素晴らしいです。今後はTOEIC800 点超えを目指されているとのこと。海外での活躍も期待しています。法学部政治学科4年 三宮陽生
人はなぜ山に登るのか?~山岳部101代目主将の思い~先輩の誘いに乗り、軽い気持ちで山岳部に入部した私は、初登山で自然の厳しさを知りました。辛く苦しい時期もありましたが、辞めずに努力を重ねるうちに山の魅力に気づき、101 代目主将としてコロナ禍で衰退した部の活性化にも尽力しました。これらの経験から登山とは単なる行為ではなく、自分への挑戦と成長の場であると考えます。
講評
人はなぜ山に登るのか? 山そのものだけでなく、自分への試練や目標、成長への熱意があるから人は山に登っている。山岳部を辞めることなく続け、登山の楽しさを実感し、主将として部の活性化に尽力。 後輩を育て、次の世代が山のノウハウを継承していく。専修大学山岳部が100 年続いている理由がよくわかりました。法学部政治学科4年 小野寺陽士
不登校が悪とされない世の中へ~誰一人取り残さない世の中の実現に向けて、私ができること~
不登校の小中学生を支援するフリースクールでのインターンシップに取り組みました。子供と触れ合い、面倒を見るというシンプルなものでしたが、問題を抱えた子との関わりは難しく、空回りも多かったです。しかし、経験を踏まえて自分の行動を修正することで信頼関係を築けました。春から行政職員になりますが、どのような支援ができるか考えました。
講評
コロナ禍での体験と教育への興味から、悩みを持つ子どもたちに対して真摯に向き合おうとする強い意志が感じられました。特に、相手の気持ちに寄り添うことの重要性を深く内省している点が印象的です。子どもたちと関わり、時には考えを改めながら、教育者としての心構えを学んだ小野寺さんの未来を応援します。経営学部経営学科4年 阿部ひかる
私の挑戦と成長~仲間との挑戦から見つけた自分の軸~大学4 年間を通じて、「人と関わり、何かを生み出す」活動に力を注ぎました。リーダーシップ開発プログラムではリーダー像を模索し、チューターとしては言葉の影響力を学びました。さらに、情報発信サークル「しらたま」を立ち上げ、組織を育てる面白さを体感。インターンでは実務経験を重ね、PR プランナーの進路を見いだしました。
講評
入学直後からリーダーシップ開発プログラムに参加し、2年次には陰から支える立場のチューターとして関わり、3年次には「しらたま」をゼロから立ち上げて情報発信を行い、4年次には自分の進路を見いだすなど、コロナ禍でも継続的に成長し続けた点が素晴らしいと思います。今後も「誰かに届ける」という活躍を期待しています。経営学部経営学科2年 福盛大和
再起への挑戦〜トミー・ジョン手術から学んだ主体性〜体育会野球部の投手として右肘内側側副靱帯損傷により2025 年4月にトミー・ジョン手術を受けました。術後は焦りや不安に苦しみましたが、家族や仲間の支えを受けながら自ら情報を集め積極的にリハビリに取り組みました。野球ノートの記録やトレーニングを通じて心身の成長を実感し、再発防止とフォーム改善にも努めました。
講評
専修大学野球部の投手として活躍が期待される中での肘靱帯損傷。葛藤の中、トミー・ジョン手術を受けることの不安や恐怖が伝わってきました。その先にある復活へ向けて、強い精神力とひた向きな努力で乗り越えましたね。全てが今後の糧になるはずです。マウンドに立つ姿を心待ちにしています。経営学部ビジネスデザイン学科2年 石坂瑞樹
小さなデザインから始まるまちづくり~富士吉田での挑戦と、全国への展望~
2025 年夏、富士吉田市でデザインを通じた地域活動に取り組みました。地元レストランの看板や富士山駅内のコワーキングスペースで使用されるデジタルサイネージPOP を制作し、地域の魅力を伝えました。活動を一過性のもので終わらせないために、若者、観光客が地域と関わる仕組みや地方創生につながるビジネスプロジェクトも構想しました。
講評
将来の進路としてデザイナーを志し、休学してデザイン専門学校での学びを選んだ行動力に感服しました。また地域コミュニティとグラ フィックという異種デザインの融合に、限られた条件で取り組み、地域貢献に寄与したことは素晴らしいです。近い将来、より高度な環境下でデザイン融合の成果を出してくれることを願っています。商学部マーケティング学科4年 栩内陽向
私を成長させたPFC~Patience・Family・Challenge-相撲二連覇で確かめた原点~
高校時代の逆境を乗り越え、大学では粘り強さ(Patience)を力に相撲部の稽古と勉学を両立し、全国大会2連覇。育友会多摩支部の座談会では保護者の思いに触れ、家族の支え(Family) を実感。全日本階級別での日本一への挑戦(Challenge)は、努力が自信になりました。この経験を生かし、高校教員として青森の相撲王国を復活させたいです。
講評
全国大会2連覇おめでとうございます。教職課程の履修や検定試験への挑戦、成績優秀者にも選出されるなど、学業との両立は大変だったことでしょう。卒業後は地元青森で教員となり、相撲指導にもあたるとのこと。まさに報恩奉仕の精神ですね。青森が再び相撲王国として名を轟かせる日を楽しみにしています。商学部マーケティング学科2年 山田英美里
夏期留学および専修大学外国人留学生との出会いが切り拓いた私の使命~自律的な成長と国際交流への使命感~
オックスフォード留学を機に人生が一変。帰国後、憧れのスターバックス本社でアルバイト。そこでの経験から自己成長の必要性を痛感し、猛勉強で英検準1級合格。ケニア出身の駅伝選手との交流を通し、異文化理解を深めました。「留学生と日本人をつなぐ」場として多言語料理教室の設立を目指し、現在インストラクター資格取得に挑戦中です。
講評
自身が留学中に苦労した経験から、留学生には気さくに声をかけ、日本での滞在がよりよいものになるよう心を配るボランティア精神が 伝わってきました。英検や多言語料理教室など、新しいことにも取り組み、人生の使命を「人と人とをつなぐこと」と捉え、努力を続けていらっしゃいます。さらなる飛躍を期待しています。文学部日本文学文化学科4年 野尻武大
心を鍛える合気道~全国大会優勝への道のり~中学から合気道に取り組み、全国大会で優勝。練習の積み重ねを自信に変え、緊張を集中力へと転換する術を身につけました。大学入学後は指導員として、人に伝える力と工夫する姿勢を養いました。師の退会という試練を仲間と乗り越え、不測の事態に向き合う強さを得ました。合気道で培った心の在り方を、すべての活動に生かしていきます。
講評
地道な稽古を積み重ね、師の指導を受けられなくなるという試練さえ乗り越えての全国大会優勝。それだけでも素晴らしいですが、指 導員としての試行錯誤の結果、指導とは自己修行という認識に至っておられます。合気道で学んだ心の在り方をこれからの人生で活かそうとする姿勢に対して、深い敬意と期待を感じました。ネットワーク情報学部ネットワーク情報学科4年 佐々木励
大学の授業だけじゃ終わらせない、ボランティアで広がる私の学び~国際ボランティア活動報告第2弾~
ネパールでの医療検診支援を通じて、大学で培ったIT スキルを現場の課題解決に直結させました。カルテ管理は、エクセル関数を活用して体重・体温の単位自動変換ツールを開発し、入力の正確性と作業効率を大幅に改善しました。「当たり前が通じない・言語が通じない」現場で、実践的なリーダーシップと問題解決能力を学びました。
講評
大学で培ったIT スキルが緊迫した状況下で具体的な貢献に繋がることを実感。当たり前が通じない現場での経験を通して、技術が人々 の安心と健康を支える基盤であるという確信を得ることができました。最先端の技術と現場の現実とのギャップを埋める役割を担いたいとのこと。今後のご活躍に期待しています。ネットワーク情報学部ネットワーク情報学科4年 和田優翔
誰かのターニングポイントになるために~挑戦と成長の大学生活~高校時代の報われない努力を原点に、大学では「誰かのターニングポイントになりたい」と挑戦を続けてきました。リーダーシップ開発プログラムで仲間と地域に貢献し、チューター活動で後輩の成長を支援。さらにサークル「しらたま」を立ち上げ、情報発信やAI 講座を通じて学生生活を前向きにする取り組みを実現しました。
講評
大学4 年間を通じて、様々な活動で人と関わり、ときには食い違うことも経験しながら、努力を積み重ねて一つ一つ乗り越えてきたよう に思います。「誰かのターニングポイントになりたい」という思いは、これから先の長い時間の中で、自分でも気がつかないうちに実現しているかもしれません。今後の活躍を期待しています。人間科学部社会学科4年 吉田ひなた
フェンシングでつかんだリーダーシップと教育者への道フェンシング部のキャプテンとして約20 名の部員をまとめながら、教職課程にも真剣に取り組みました。全国屈指の強豪校である専修大学で、不器用ながらも地道に努力を重ね、全日本選手権8位入賞やワールドカップ出場を果たしました。 キャプテンとしての取り組みや教育実習を通して、人としても大きく成長することができました。
講評
朝から夜まで授業とフェンシング漬け、加えて教職までもやり遂げる。そのたゆまぬ努力は称賛に値します。自ら成果を出しながらチー ムをまとめ上げた経験を持つ人は多くはありません。ご自身の研鑽から学んだことを、次のステージとなる教育の場で惜しげもなく次の世代へつないでいかれることを、楽しみにしています。国際コミュニケーション学部日本語学科3年 平田 実紗希
言語と文化を学び教える~日本語と合気道を通して~大学では日本語教師になるための勉強をし、日本語教育能力検定試験にも挑戦しました。オンラインでカナダの人と日本語と英語で話したり、日本語教育実習でカナダに行ったりして、日本語を教える機会がありました。部活動で合気道を学び、カナダやベルギーで合気道を教える機会もありました。教えることは同時に学ぶことでもあると気づくことができました。