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シリーズ 学生の挑戦
鳳祭実行委員会 創立128年専修大学鳳祭に向けて
パンフレットの内容を議論中
パンフレットの内容を議論中
鳳祭実行委員会のメンバーはおよそ70名。麻疹による休講措置が解かれた6月の上旬、1年生の新メンバーを加えて結成式が開かれた。その日から11月の鳳祭本番を終えるまで、彼らの忙しい日々は続く。

実行委員会は企画局一課、企画局二課、渉外局、庶務局の4つの部署に分かれ、企画局一課は装飾物の製作、企画局二課はイベント企画、渉外局は校外の協賛企業への連絡とパンフレット制作、庶務局は机、椅子、火器の貸し出し管理を担当している。

本部を構えている生田会館には、夏期休暇中にもかかわらず、学生たちが集まっていた。

企業への電話交渉。
企業への電話交渉
渉外局では、学生達がひっきりなしに電話をかけていた。企業への協賛をお願いしているのだという。企業への電話など不慣れながらも、一生懸命お願いする姿がそこにあった。10件掛け合ってようやく1件の協賛が得られればいい方だという。

この渉外局では学園祭当日に配布されるパンフレットの制作も行う。渉外局長森合孝行君(経済学部3年)は言う。「パンフレットを作るとき、何度もミーティングを開いて、意見を出し合いますが、それぞれいろんな考えを持ったものが集まってひとつのものを作っていきますから、それをまとめていくのが難しい作業です」

キャラコ布にペンキで絵を書く。
キャラコ布にペンキで絵を書く
この日、企画局一課では、正門正面の3号館5階から吊るされる巨大なイラストレーションを製作していた。今年の鳳祭のテーマ「新華〜新しい彩り〜」をイメージして巨大なキャラコ布にペンキで描く。およそ2×10メートルの布を10枚合わせて完成させる巨大な絵画で、使用するペンキの量は70リットルにもなるという。「夏休み期間中は12時から夜の8時くらいまで作業しています。下絵作りから始まって、完成するまでおよそ半年、それだけかけてできたものが人目に触れるのは、鳳祭期間の4日間のみです。だからこそ、鳳祭の時期の喜びは大きい」と企画局長末岡健君(経済学部3年)は言う。

鳳祭実行委員長を務めるのは吉川尚利君(文学部3年)だ。70名にもなる大所帯をまとめるにはいろんな苦労があるという。

「みんなのやる気も個人差があります。我々上級生がそれぞれのモチベーションを高めてあげられればいいと思っています。今年は麻疹による休講の影響で、例年より動き出しが2週間遅れてしまいました。でも、1、2年生が頑張ってくれているので、今のところ準備は順調に進んでいます」

6月9日結成式にて
6月9日結成式にて。前列左から1人目が企画局長末岡健君、3人目が鳳祭実行委員長吉川尚利君、6人目が渉外局長森合孝行君
70名の学生が作業にかかわり、ひとつのものを作り上げていく。鳳祭期間中も、正門前の道路を渡る通行人の整理や、イベントの司会、会場の管理に奔走する。「大変なことも多いですが、来場者の笑顔や、終わった後の充実感は、かけがえのない思い出になり、それまでの苦労も忘れてしまいます」と吉川君。

11月1日〜4日の期間、生田キャンパスで行われる鳳祭に、ぜひ足を運んでいただきたい。そろいのハッピを着た彼らの充実した顔が見られるだろう、きっと。