育友会長 松田 了
今年度、責任者を務めさせて頂くことになりました4年生父母の松田と申します。前任の小川会長は、育友会始まって以来初めてリーダー名を冠に付けて「小川育友会」と呼ばれるほどたくさんの改革に指揮を振るわれました。そんな素晴らしい功労者・頭脳明晰な実力者の後を受けるにしてはかなり能力が劣りますが、娘がこれからの長い年月「専修大学」と関わっていくことを思い、また、専修大学のサポーターである育友会員のひとりとして、「専修大学」を支援する気持ちはどなたにも負けませんので、小川路線を継承して愚直に精進して参ります。
これから述べることは、私が見聞きした事に基づいてのことですが、4年生の娘を持つ1人の父親に過ぎませんので、その情報量は多くありません。私の琴線に触れて情報が片寄った、あるいは、都合良く曲解したにせよ、結果として「『危機意識』を持って物事に臨むのであれば良し」と考えると、責任も果たせると思っております。
今年は「全入時代」の1年目ですが、既に「大学淘汰の時代」に突入したと言われております。昨年11月下旬に日本経済新聞のコラムが書き、続編のように12月には毎日新聞の特集に次のように掲載されました。「学生第一」を前面に打ち出すようになった大学,根幹である授業の改善を軸に「質」と「魅力」の向上を目指す大学,「学生を大化けさせることが目標。最先端の教育をやるために研究をして頂きたい。教え方の研究が嫌だという人は他大に行ってほしい」とまで言い切ってしまわれる先生が学長に就いておられる大学など施策実施段階に移っている模様です。これらは日学長も同じ事を仰っていますが、日学長のほうが上品な語り口で専大生を織り込んでお話なさいます。専修大学の良さを3つ挙げますと、(1)4人の創設者で分かる通りオーナー家が無い、(2)宗教色が無い、(3)他大学で働く教員が憧れる(教育を研究する環境がとても良い)大学である、と私は思っております。報道では、先頭グループを走っている大学の「方針」や「対策」として掲載されておりましたが、専修大学では既に実施されていることで、教育熱心な先生方と面談させて頂くと良く分かります。
同時に、「大学の父母会」は、新しくこしらえた大学も含めて、活動が活発になっております。昨夏「支部懇談会」会場となったホテルの隣室では、首都圏在住学生が大半を占める大学の「説明会」が開かれておりました。私共の育友会は50周年を迎えようとしております。しかし、「質」において他大学の父母会が追いつくまでに数年は掛かるというほどリードしている訳ではありません。残念ながら、大学父母会のお手本になるほどとも申せません。「育友会」=「大学の父母会」と名詞化するくらいまで、専修大学育友会が大学父母会のリーディングNPOとして認められて初めて、50年の歴史を有し先頭を走る育友会だと誇れます。そこに到達する道程を遥か遠く険しく無理だと決めつけ、手を拱いていては淘汰されてしまいます。「50周年記念事業」は、絶好の機会だと考えております。その過程,実現後の活動こそ、「専修大学のサポーター」たる育友会の真の役割だと思います。今年度はその最終準備年ですので、改革の定着を図りながら活動内容を充実すべく整備して参ります。その運営の中で定義づけまで漕ぎ着けられる課題も出現するでしょうし、会則改定を検討するなどの過程で、よりたくさんの方々と討議することにより「活動のあるべき姿」が発見されるものと考えております。育友会員の皆様の愛情に裏打ちされた無償の奉仕を総力結集すれば、自ずと有機的な組織作りが達成され活動内容の充実が成果として得られるものと信じます。なにとぞご支援ご助力賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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